Baby love
第30章 Baby love。
翌日、朝食を食べ終わった俺はやる気満々で皿洗いを始めたんだけども。
気合いを入れ過ぎたのか2枚も皿を割ってしまった。
しばらくはまだ週末婚だね、なんて
言って大爆笑する潤と項垂れる俺。
M「ほら、指切れてる。来て?」
バンドエイドを貼ってくれる潤の優しい笑顔は、本当に天使のように綺麗で・・・
S「次こそは、ちゃんと洗うから!」
M「ふふ、頑張って。」
ああ、この笑顔が大好きだ。
昔から、本当に楽しい時の笑顔は変わらない。
“ しょおくん、大好きだよ!
ずっと一緒にいてね♡”
全ては幼い潤の可愛い告白から始まってたんだ。
なかなかロマンチックな恋愛じゃん。
あの時も、潤は楽しそうに笑っていた。
潤のこの笑顔を毎朝見られるようになるのは、きっとそう遠くない未来。
そして、遠い未来も・・・
ずっとずっと隣で笑い合っていよう。
end.