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Baby love

第30章 Baby love。



S「まだダメ??」



俺の髪を撫でながら、潤が耳元に唇を寄せる。



M「んー・・・じゃあ、
翔くんがちゃんとお皿洗えるようになったら・・・」



S「なったら?!」



M「考えるよ。」



S「よっしゃあ!!」



M「声デカイよ!!」



S「新居どこが良いか考えとけよ?」



皿洗いマスターなんて楽勝だ!
て事で、とりあえず早く・・・



S「よし、セックスしよっか!」



M「明け透けな誘い方だなぁ・・・
もっとムード大事にしない?」



S「ヤる事は一緒だろ。」



M「ふふ、まぁね。
じゃあ・・・セックスしますか。」



S「ふはははっ、」



ヤバイ。
楽し過ぎて幸せ過ぎる。
なんかチョット泣きそうなんだけど。
潤の瞳も少し潤んでるのは、気のせいじゃないと思う。



S「潤・・・、」





新居には、潤のお気に入りの家具を並べよう。
キッチンは広い方が良いな。
休みの日は一緒に料理なんて良いんじゃないか?
勿論俺は皿洗い係りだ。



ベランダには、潤の好きな盆栽を育てよう。
部屋の中にもグリーンが欲しいな。
なんて言うんだっけ?
あの、緑の葉っぱが垂れてるオシャレなやつ。
あれ買おう。



わりとすぐ風邪を引く潤の為に、加湿器と空気清浄機も新しいの買わないとな。
あとは、お揃いのスリッパとかパジャマとか・・・
よし、今度買う物リストを作成しよう。
漏れが無いようにしっかり考えないとな。






M「なにニヤけてんの・・・怖っ。」



S「うるせ。黙ってろ。」



M「あっ・・・、」



確かに、こんなにエロ可愛い恋人をまさぐっている時に考え事をするのは、それこそ勿体無い。



なめやかな白い肌も、色っぽい声も
最大限に堪能しなくっちゃな。



M「あん、翔くん・・・、」



S「好きだよ・・・」




全てを俺に委ねるように、
目を瞑って俺の愛撫に震える潤を
心から愛おしいと思った。



やっぱり I love you なんかじゃ足りないな。
お前はまたキザだって恥ずかしがるだろうけど。




Baby love。




何よりも大切な、愛おしい俺のベイビー。
これからもずっと一緒に、未来を歩んで行こう。





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