
Baby love
第6章 キスしようよ。
M side
M「・・・・・・・・・。」
いつもこんなバカップルなのか?
翔くん、この2人が羨ましいって言ってたけど・・・こういう事したいわけ??
出来るかな俺・・・
って何考えてんだ!
翔くんと恋人なわけでもないのに!
たまに、あやしい雰囲気になるけど・・・
さっきキスされそうになって、ちょっと俺調子乗ってるのかも。
自分で思ってるより酔ってるのかもしれないな。
N「あれー?なんか翔さん遅いね?」
A「何してんだろ?」
確かに・・・
翔くんは飲んでないし、倒れてるなんて事はないだろうけど・・・
N「潤くん様子見て来てあげて♡」
M「え・・・」
N「意地悪してたんだから、潤くん来てくれたら喜ぶよー♡」
意地悪って・・・冷たくし過ぎたかな。
N「んな不安そうな顔しないの!
大丈夫だってば♡
チューのひとつでもしてやりゃ良いじゃん!」
M「何言ってんだよ!キスなんかするか!!」
N「あ、潤くんはされたい方??」
M「ばっ・・・バカじゃねーの?!」
この酔っ払いめ!
これ以上ココにいたらもっとからかわれる!
A「行ってらっしゃーい♡」
どうせ俺いなくなったらイチャつくんだろ・・・
若干イラつきながら個室を出ると、わりと近くに翔くんは居た。
女の子と。
S「お、潤っ。どうした?」
どうしたはコッチのセリフだけど。
誰その子。
何してたの??
M「・・・遅いから。」
S「ああ、悪い、こないだの飲み会で一緒だった子とたまたま会ってさ。」
「・・・こんばんわ。」
M「どうも。」
