Baby love
第6章 キスしようよ。
M side
M「もうダメだ・・・」
S「ん?」
好きだよ。
大好きだよ翔くん。
S「何、気分でも悪いのか?」
心配そうに顔を覗かれて、このまま強引に唇をぶつけたくなった。
ジッと、見つめてみる。
S「・・・潤?」
さっきはキスしようとしたじゃん。
カズと相葉ちゃんの空気に流されただけだったのかよ?
M「なんでもない。」
拗ねてやる。
プイとそっぽを向けば、少し焦った様子で俺を伺う。
なにを話しかけられても気の無い返事を続ければ、ますます焦る翔くん。
・・・面白い。
S「潤っ、次は何飲む?これは美味いぞ!」
完全に俺の方へ体を向けて、酒を選んでくれる。
ふふ、カズも相葉ちゃんもいるのに、俺だけを見てくれてる。
拗ねるのって良いかも。笑
N「・・・潤くん、うまいなぁ。」
クスクス笑いながら、カズが俺と翔くんを見ている。
トイレに立った翔くんを見送ると、グッと顔を近付けてきた。
N「甘えるの、うまくなったね?」
M「・・・はぁ?!」
いつ甘えたっていうんだよ?!
N「翔さん、潤くんの機嫌取るのに必死じゃん♡」
M「・・・そうかな。」
N「んふふっ、一生懸命話しかけても潤くん冷たいんだもん、半泣きだったよ?笑
あー面白い!!翔さん、やっぱ良いわぁ♡」
結構酔ってんな?
ふにゃふにゃと良く喋るカズを相葉ちゃんが後ろから抱きしめる。
A「にのちゃん、ちょっと飲み過ぎじゃない?」
N「いやん、まだ飲むぅ!」
A「ダーメ!明日しんどくなっちゃうよ?
俺の言う事聞けるでしょ?」
N「にゃー♡」
A「もうっ、俺の可愛いにゃんこちゃん♡」