はじまりのyama
第2章 恋人
今日は智と離れている。
と言っても、ほんの数メートルだけれど。
この数メートルがもどかしくて、少しでも近付きたい!と思ってしまう。
!
目が合った・・・・・
にまぁ~~~~~
あぁ、俺の顔、きっと今酷いんだろうな・・・
いつも俺のコトを"男前"って言ってくれる智でも、
「しょお、、変な顔、、」
って言われてしまうかも・・・!?
ん、シャキッとしろ、俺。
でも・・・・・
ニンマリぃぃ~~~~~
ダメだぁ!
智と目が合うと、顔が勝手にだらしなく・・・
「しょうちゃんっ!!」
「わっ!?びっくりしたっ!
雅紀、ナニっ!?」
「ん~?しょうちゃんさ、なんかすっごく幸せそうな顔してるぅ~~~!」
「そ、そぉ?」
「うん!この世の幸せ独り占めしてるぅ~って感じ!」
「ははっ!そんな大袈裟な・・・」
「オレにも分けて~しょうちゃ~んっ!」
そう言いながら飛びついてきた雅紀。
「うわぁーーー抱きつくなやぁーーー!?」
うぉっっ!?!?相葉ちゃん!!
おいらのしょおにナニをするぅ!?
でも、今こっちは動けない。
スタッフの話聞いてないと、また潤に怒られる。
けど、、、
相葉ちゃ~ん、、、
あぁっ!!また抱きついてるぅーーー!?
「だめぇっ!!!」
「はいっ!?なになに急に!?
どうしたの?大野さん??」
ヤベっ、、つい声がでちゃった・・・
「いやぁ~、なんでもなかったぁ~ははは、、、」
「もう、ちょっとー!しっかりしてよ?」
はい、ごめんなさい、、、潤。
結局怒られた。。
ハァハァ・・・多少は分けてやれたか?
シアワセを・・・・・
雅紀。
お前激し過ぎだ。
智ぃ~~~!
早く、くっつきたい~~~!!
しょお~~~!
おいら以外のヤツとくっついちゃダメっ!!!