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収録終わりに、いつものように智と楽屋へ戻る。


｢この後おいら暇なんだけど、しょおは？｣

｢俺も終わりだよ。｣



マジ？


素晴らしき、このタイミング！！

でも、、、飲みに行くには早過ぎる時間。

どうするかな？とブツブツ言っていたら、


｢じゃあさ、おうちデートしよっ！｣


と満面の笑みで言う智。


｢え？おうちデート？｣

｢そう。そりゃあ、できれば２人でどっか行って～とかしたいけど無理じゃんか～～～｣

｢で、おうちって訳だ！｣

｢そっ！！｣



２人きりになれる簡単な手段。

気付かなかった俺っていったい・・・！？


もう１ヶ月も経っているのに。

俺から誘いたかったな。


｢智…俺んちに来ないか…？｣

なんて言ってさ、可愛く智が、

｢うん……｣

とか言って赤くなっちゃったりして……ふふ……



｢おーい、しょおっ！行くぞー！！｣

｢あ…うん！待ってぇ～智ぃ～～～｣



男らしい智の誘いに、赤くなりながらついて行くのは、俺なのであった。