はじまりのyama
第3章 お付き合い…?
~続・デート~
さて…おうちデート…勢いで誘ったのはいいけど、おいらんちには母ちゃんがいるぞ?
しょおんちにしてもらわないと…って、いくらなんでもわかってっか……
いや、幸せそうにハの字眉毛になっちゃってるしょおは、きっとソコに気付いてないっぽい。
「しょお?」
「ん?なぁに?」
「おいら…しょおんちに行きたいなぁ…ダメ……?」
思いっきり上目遣いで、ちょっと拗ねたような笑みを浮かべて…(にのから習った)
「勿論いいよぉ…智ぃ…」
やった!って、あっさりかよ。
おいら、うまかったのかな?上目遣い…ってか、ちょっと心配になってきた。
しょおってば、ちょっと拗ねられたら、誰にでもすぐ堕ちてしまうんじゃないだろか……?
マジで超心配。。
そんな心配を他所に、しょおが言う。
「飯、何か買って行く?あ、一緒に店入ったら目立つか……そうだ、知り合いの店のテイクアウト頼んでおこっか?
それでいい?智?」
「うん…いいね!お願い…」
「あとワインも1本買うかな?なにか飲みたいのある?」
「ううん…しょおに任せる…」
なんだ?急に頼りがいのある超イケメンになったぞ?
ナニがそうさせたんだ?
やっぱ、上目遣いか……?
男前だな……