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1本、2本…とだんだん増えてくる指に
圧迫感も覚えていた。

でも、さっきまで玩具をくわえていたソコには
そんな圧迫感は大したことなかった。


それよりも潤くん自身が欲しかった。


突然、ナカでクイッと曲がった指は、
俺のイイところをバッチリ捉えていて。


「っん…っあ、んっ…んはっ、ぁ…」


部屋の中を俺の厭らしい声が響いた。

身体の奥底から沸き上がってくる快感と
同時に強まる潤くんのが欲しいという思い。


そんな感情が交差して
もう全て口からこぼれ落ちていた。


「っんあ…じゅんくっ、ぁ…んはっ、あっ
そんなのい、からっ…ちょうだい…？」


一刻も早く身体に最大限の刺激が。

潤くんからの最大限の愛が欲しい。


潤くんの首に手を回し
自分からキスを強請った。

そんなの初めてだった。

もちろん恥ずかしいけど
それを超える愛があった。


潤くんはそんな俺に深くキスをし
ナカに埋まっていた指を抜いた。


一切乱れていない服を
全て脱ぐのが面倒くさかったのか、
ズボンと下着だけ下ろしてそれを取り出した。

蕾に潤くんのものがあてがわれる。


「入れるよ…」


軽く頷くと、ナカに熱いそれが入ってくる。

ナカで蠢く潤くんのものは、俺を掻き回して
俺は気づけばキュッとナカを締め付けていた。


「和…きつっ、力抜いてて…」


潤くんにそう宥められるけど、
今の俺に自分の身体をコントロールできない。


まだ俺は大きな潤くんの中心を締め付けたまま
潤くんは一つも身動きが取れないらしい。

でも、力の抜きかたがわからない。

もう何回もヤってきてるはずなのに、
何故かそれは頭の中から飛んでいた。


「和…っ、深呼吸。ね？ほら。
…吸って。…吐いて。」


深呼吸…


俺は力を緩めることを意識しながらも
吸って、吐いて。少しずつ深呼吸をする。


「いいよ…上手だね、和。」


潤くんに褒められるのは好き。

だから、俺は微笑んで潤くんを見つめた。