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FRIENDs -ars短編集-

第6章 王子様とペット。 A×NM

Aサイド


「俺やっぱ和と潤が好き!!!」


そう言った俺は
2人まとめて両手でぎゅっと抱きしめた。


「2人が俺抜きでいちゃいちゃしてても
やっぱり俺はそんな2人が好きだよ!」


「…って相葉さんもヤキモチ妬いてたのかよ!」
「てか知ってたの!?」

「…何のことだと思ってんの?
寝るときにくっついて寝てることだよ?」


俺がそういうと潤は顔を真っ赤にして
ニノはそんな潤をバカっ!と叩いた。


「っふふ、うそうそ。そっちも知ってるよ。
お風呂のこと…」


すると今度はニノまで顔を真っ赤にした。


「「ご、ごめんなさい…」」
「え?別にいいよ?知ってるからこそ
2人を一緒に風呂に入れてるんだから。」


可愛いよ~?2人の喘ぎ声♪

なんて言ったら怒られそうだから言わない。


「ふふ、なんで俺らおっさん3人で
お互いにヤキモチ妬きあってんだよ笑」
「ホントだよ。ばっかみたい。笑」
「あひゃひゃ!気持ち悪い!笑」


そんな話をしながら
俺らはリビングに戻り朝ご飯を食べる。


そうそうこの感じ。いつもの雰囲気。

よりももっと甘くてなめらか。


好きだなぁ…

結局俺らは3人じゃないとダメなんだ。


「…あっつい!」


そんなこと考えてたら、
足に味噌汁をこぼしてしまった。


「熱い熱いっ!!」
「もう何やってんの…」
「どーせ、ぼーっとしてたんでしょ?」


そう言いながらも
2人とも俺の足とかテーブルを拭き始める。


「ほーら、相葉さん脱いで。」
「パンツもね。」
「えぇ~」
「文句言わないの、ほら!」


今日も2人に世話焼かれっぱなしだな…


でも、今日の夜覚悟しとけよ?


この相葉王子が2人をメロメロにしてやる♪


「ぅわっ!」


テーブルに置いた手がコップに当たり
今度はお茶をこぼしてしまった。


「もう!また余計なこと考えたでしょ!」
「上の服も濡れちゃったじゃん!」
「ごめんなさいっ!2人のこと考えてたら…」


え?と2人同時に俺を見て
また顔を赤くする。


やっぱり、俺の可愛い可愛いペットたち…


いや…可愛い可愛いお姫様たちは
今日も俺のトリコです♡


*fin*

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