
FRIENDs -ars短編集-
第6章 王子様とペット。 A×NM
Aサイド
「あ…和!ね?和は俺が
2人とも大好きなのわかるでしょ!?」
和は賢いからね…と笑って付け足すと
得意気な顔をして俺と目を合わせる。
「うん、当たり前じゃん。
俺も、相葉さんも潤くんもどっちも好き。」
「うひゃひゃ、そっか!
じゃあ、潤のこと慰めにいこ!」
和が頷いたのを確認して
その手を引いて寝室へ向かう。
「じゅーん!朝ご飯食べよ?」
「いいよ…いらない。」
「そんなこと言わずにさ、潤くん。
俺がわざわざ作ったんだよ?」
拗ねるのは、俺より潤の方が上手いな
なんて感心しながら俺は潤の手を握る。
「潤、好きだよ。」
そう耳元で呟き、握った手にキスを落とす。
「和、好きだよ。」
呟くと俺は潤と同じことを和にもしてやる。
「ねぇ、潤。俺は2人とも好きなんだよ?
ね?和。和も言ってやって?」
和は俺をちらっと見たあと
潤の目の前に座った。
「潤くん…俺もヤキモチ妬くことあるよ。
俺は自分の思ってること素直に言えないから
いつも相葉さんに気持ちを伝えてる潤くんに
…いっつも嫉妬してる。」
和…
俺は思わず繋いだままだった手を
少しぎゅっと握った。
そんなこと思ってたの…?
確かに和はツンデレだけど、
それが和のいいところだって思ってた。
和にとってはコンプレックスだったんだね…
「俺も…俺もしょっちゅう和に嫉妬してる。
和はチーム総武線とかって、
昔から相葉くんと仲良かったし。
2人だけ違う空気が流れてるみたいに見えた…」
潤も…
今度は潤の手を握る番だった。
そんな風に見えたの…?
確かに和とは昔から仲良かったけど、
2人のことを好きになったのは同じ時期だよ。
潤は和と差があると思ってたんだね…
「ねぇ…」
何を言うかなんて決めてなかった。
でも口から出てきたのは…
「好き…」
「あ…和!ね?和は俺が
2人とも大好きなのわかるでしょ!?」
和は賢いからね…と笑って付け足すと
得意気な顔をして俺と目を合わせる。
「うん、当たり前じゃん。
俺も、相葉さんも潤くんもどっちも好き。」
「うひゃひゃ、そっか!
じゃあ、潤のこと慰めにいこ!」
和が頷いたのを確認して
その手を引いて寝室へ向かう。
「じゅーん!朝ご飯食べよ?」
「いいよ…いらない。」
「そんなこと言わずにさ、潤くん。
俺がわざわざ作ったんだよ?」
拗ねるのは、俺より潤の方が上手いな
なんて感心しながら俺は潤の手を握る。
「潤、好きだよ。」
そう耳元で呟き、握った手にキスを落とす。
「和、好きだよ。」
呟くと俺は潤と同じことを和にもしてやる。
「ねぇ、潤。俺は2人とも好きなんだよ?
ね?和。和も言ってやって?」
和は俺をちらっと見たあと
潤の目の前に座った。
「潤くん…俺もヤキモチ妬くことあるよ。
俺は自分の思ってること素直に言えないから
いつも相葉さんに気持ちを伝えてる潤くんに
…いっつも嫉妬してる。」
和…
俺は思わず繋いだままだった手を
少しぎゅっと握った。
そんなこと思ってたの…?
確かに和はツンデレだけど、
それが和のいいところだって思ってた。
和にとってはコンプレックスだったんだね…
「俺も…俺もしょっちゅう和に嫉妬してる。
和はチーム総武線とかって、
昔から相葉くんと仲良かったし。
2人だけ違う空気が流れてるみたいに見えた…」
潤も…
今度は潤の手を握る番だった。
そんな風に見えたの…?
確かに和とは昔から仲良かったけど、
2人のことを好きになったのは同じ時期だよ。
潤は和と差があると思ってたんだね…
「ねぇ…」
何を言うかなんて決めてなかった。
でも口から出てきたのは…
「好き…」
