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すぃのつぶやき

第3章 2017.1

『世界から猫が消えたなら』

読み終わりました。

半分一気読み。

昨日のショコ潤より楽勝←マンガより本のが読み慣れてるから

半分から最後もう涙涙で、今私口呼吸。

ゴミ箱はティッシュで溢れかえっています。

映画をご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、映画は原作に忠実でした。

私は原作に忠実な映画が好きだ♡

しかし、キャベツ(主人公の飼い猫)が喋り出す辺りから、泣かされ始め、レタス(主人公の以前の飼い猫)が亡くなる場面は、うちの猫さんが亡くなる感じと何となく似ていて…

もう号泣。

読み終わって落ち着いたハズの今も鼻呼吸ができませんww


『猫というものは大したものだ。いっつも僕の気持ちには反応してくれないくせに、本当に辛いときはこうしてそばにいてくれる。』

と主人公が思うシーンがあります。

本当にそうなんです。

普段私がじゃれついても知らん顔してるのに、風邪引いたり、大学に慣れるまでがしんどい時期や、仕事を始めてしんどい時期、なーんかいつもより側にいてくれました。

アカン…鼻水が…

この作者さんがうちの猫さんを知るわけもないので、全国津々浦々の猫というものはそういうものなのかもしれません。

死が怖いとか、孤独とか、時間とかというのは全部人間が作り出したもので、他の生き物には関係いそう。

まぁそうですよね。

そんなことを悪魔と語ってるシーンで、ふとうちの猫さんの最期を一生懸命支えてくれた動物病院の先生が、

『猫さんは、今うっつらうっつら眠いだけですよ。苦しいとかしんどいとか感じてないんです。』

って言ってくれたのを何かフッと思い出しました。そして言葉にしにくいですが、今さらながら納得っていうかストンと落ちた感じです。

そして猫を消せずに主人公は死を選ぶんですが、やっぱり私的に泣けてきてしまったのは猫の死。

いつか自分が死ぬときは意外に冷静なのかなとか思ったり。

何か今の私には色々と想いが渦巻く本でした。

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