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×××だけのプリンス

第6章 S&N 5つのパズル

あ、違った。

少しじゃなくてかなりだった。


こいつはかなり淫乱な天使ちゃんだ。


3本目も入れ込み、バラバラに動かしたり
前立腺を攻め立てたりすると
大きく声をあげ、俺の方へと手を伸ばす。


「あんっ、やらっ…もう、やめっ、
翔ちゃんの…ぁんんっ、ほしいっ…ぁ」


なんだこいつ。煽ることに関しては
4人のうち断トツの1位だ。

これを無意識でやってるのか。
故意でやってるのか。

故意でしているのなら、
やっぱり相当な淫乱野郎だ。


「んっ、はやくぅ…しょ、ちゃ…あっ…」


俺はナカから指を抜いて尻にあてがう。


「きてっ、しょうちゃん…」
「和…」


その言葉に甘えて、ぐっと力を入れ
ナカへ押し進めた。


「っく…」
「ああっ…ん…っはぁ…」


ゆっくり腰を動かし始める。

和は俺の腕を探り
無理やり手を繋いできた。

俺はそれに答えるように
動きは止めず和の手をギュッと握った。


「あっ、んぁっ…翔ちゃ、っ…んん…」
「かずっ…はぁっ、ん…」


和の潤んだ目が俺を見つめ
愛おしそうに眉が下がっている。


悪いけど、俺はそんなんじゃないから。

確かに和のことは好きだけど、
そういうのじゃないから。


そう思うと、手を繋いでいるのも
おかしいように思えてきてその手を離す。


それに対して何か言いかけた和の口を
唇で塞いで大人しくする。

不自然な行動を紛らわすように
激しく短く腰を振った。


「んっ、あっ…イくっ、しょおちゃっ…ああっ」
「うんっ、かず…イくっ」


垂れてくる汗も気にせずに
頂点を目指してただただ腰を打ちつけた。


何も考えられなくなって
目をギュッと瞑ると、快感の波がやってくる。


「ぁあっ、んああっ…っ…はぁっ…ん」
「っ…はぁ、ん…く…」


…最高。


もう俺和にハマっていきそうだよ。


「っはぁ…はぁっ…すっげぇよかった…」
「ん、俺も…くふふ…」


恥ずかしそうに言って
照れ隠しなのか笑い出す。


腰をひいてナカから息子を取り出す。


「よし、お風呂入ろう。」
「うんっ。ていうか、相談はどうなったの?」


相談…?


「…あ!!!完全忘れてた!」
「あーもー、そんなこったろうと思った。」


今俺智くんとケンカ中だった…

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