
君の愛しい玩具
第5章 黒騎士と白騎士
「早速…ストーキングですか?…いい趣味してるな」
俺は、財御侍の出方を伺うが…
にわか探偵だ…人の顔色とか解らない…
「///で…花田に―――…暴力…とか…ふるって無い…よな」
「はぁ?暴力―――…って、何言ってるんだ?」
財御侍は、俺の発言に…動揺はしていなかった…
くそ!
このアプローチは…不正解だったのか?
「――…花田と貴方の関係だって…気になるし…」
ガタッ―…と、財御侍が反応した?
「―――…何で…今日会ったばかりの奴に…俺とイトシの関係を教えないといけないんだ?」
うっ…ごもっともだが…
「――…守りたい…って、思ってるんで…花田を」
