
君の愛しい玩具
第5章 黒騎士と白騎士
「な~に、考えてるんだよ…ん?」
メデル君の声が上から降り注ぐ…
「///な、何も…考えてない…よ」
すると、僕の顎をクイッと持ち上げ…
自分を向かせるメデル君と目があった…
「顔…赤いぞ?ん?何を考えたか―…言えよ…イトシ?」
僕は、勝ち誇った笑顔を見せるメデル君に!心のなかを覗かれている気分になり…
体が熱くなった!!!
「///や…だ…言えない…」
「はぁ?何で?昨日―――…したこと思い出したんだろ?言えよ…俺と…イトシしかここにはいないんだから」
メデル君は、僕の唇を指でなぞりながら…ん?と、だめ押しで聞いてくる―…
