君の愛しい玩具
第9章 夢への一歩!
「長瀬君も天文部にするなんて…意外だったよ」
廊下を僕は長瀬君と話ながら歩く――…
「…あ…だよな……花田が…天文部にするって言ってたから…」
「―――僕が?」
長瀬君は、少し顔を外側にしていて…僕には表情が見えなかった
「///そっかぁ…僕は…嫌われてもしょうがない事を…長瀬君にしたから――…
でも、こうやって…一緒にいられて…僕は嬉しいよ!」
あんなことがあって…嫌われても可笑しくないと思っていたから…
普通に接してくれる長瀬君に感謝している!
「///き、嫌う?!俺が!花田を――??まさか!!!だって――…俺!」
廊下から階段に差し掛かる瞬間!長瀬君が物凄い勢いで僕に話しかけた!!
「///わっっ!!えっ!なっ!!!ハッ!!」
と、僕はびっくりして!
階段の降りるタイミングをずらしてしまい、足を踏み外す!!
ヤバい!落ちる!!!
「///花田!危ない!!!」
と、落ちる手前で長瀬君が僕をガッチリガードしてくれた!!
「////わわわわ!!!お、落ちるかと――…思った…」
長瀬君に抱き締められ!僕は、一先ず安心した――…