君の愛しい玩具
第1章 我が儘な王様
いや、確かに…
高天学園は、受験した―――…
受験したかった訳ではないが…
メデル君が…
絶対受けろと―――…願書を送ったから…
試験は受けた…
合格か不合格かは…知らない―――…
そこは、
偏差値の高い学校だ…
勉強が好きな僕的には―――…何ら苦でも無が…
高天学園は――――…
超私立!!!お金持ちのエリートが通う学校で、
入学金、学費、寄付金と――――…
偏差値も高いが…そっちも高い…
一応…会社経営をしてるとは言え…
貧乏下町会社の息子が――――…
通える訳がない…
だから…合否なんて―…知らなくていい…
それに、公立の自転車で通える…南第一高校に行こうと…決めていた…
予定通り…
そこには…受かっている……
なのに―…
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