君の愛しい玩具
第12章 玩具の役割?!
僕が、色々と頭を悩ませている間に――――…
メデル君は、朝食を済ませ…登校準備のため席を立った――――…
「あっ、待って――――…」
「イトシは、ちゃんと食べろ!貧血気味だから――――…倒れられたら面倒だ」
言われて――――…目の前の皿を見ると…
ほとんど残っている…
食が細い上に…食べるスピードも遅い僕は…
いつも、メデル君をイライラさせている…
「あっ、う…うん!」
気合いを入れてフォークを握ると…
カフェオレを入れてくれる轟さんが…クスクスと、笑う…