君の愛しい玩具
第12章 玩具の役割?!
「///あ…すみません…僕――――…気がつかなくて…
家事とか…頑張りますから――――…」
轟さんは、まだ笑っている――――…
「イトシ様は、今まで通りで大丈夫ですからね――――…屋敷の事は、気にしないで下さい――――…
ちゃんと、分をわきまえた者達でやっておりますから」
僕は…フォークを握ったまま…申し訳なくて…轟さんを見た
「イトシ様は、この屋敷に沢山のメイドが働いていたのは知ってますよね――――…
その、中の何人か……イトシ様に、心無いことを言うものもいたのでしょう?」
僕は、ビクン!と緊張した――――…
メデル君と僕との関係を――――…
疑問に思い…”無理“なんだと気付かされたり…
…メデル君の…下僕なんだと自覚させられたり…と、お手伝いさんから嫌味の様に聞かされた時もあった……