君の愛しい玩具
第13章 師匠とビジネス!
学園生活もなれ――――…
僕は、ちゃくちゃくと成績を上げていった!
勉強は嫌いじゃないし、天文学を学ぶためには…基礎が大事だとメデル君に脅された結果が出てきたようだ…
「このままの成績なら…2年には進級組と肩を並べて勉強がてきるかもしれないな?」
「へへへ…だといいけど――――…」
学食のレストランで長瀬君が本日のランチをガッツキながら僕のエビフライを狙っている――――…
「――――長瀬君も…頑張らないと…部活…ラグビーだっけ?入れ込むのはいいけど――――…ちゃんと、課題もやらないとダメだよ?」
最近、部活が忙しいのか――――…長瀬君は成績が落ちてきている…
僕は、心配しているが――――…当の本人は「大丈夫、大丈夫」とサラダをペロリと完食する――――…
「―――――最近、体もガッシリしてきたし…そのランチじゃ…たりないよね?僕の食べる?」
僕は、食も細いし――――…ランチ全部食べられない…
「!!お、マジで?ラッキー!」
「“ラッキー”じゃ、ね――――よ!!バカ!
おい、イトシ筋肉バカに餌さなんかやるな!ちゃんと食え!お前は、もっと肉をつけろ!」
長瀬君に渡そうとしたランチを隣にいたメデル君が阻止する…