
君の愛しい玩具
第18章 【番外編②】僕の愛しいご主人様②
昼間から仕事を忘れて抱き合った僕たちのは…
夕暮れのオレンジの陽を見ながら…ベッドでまどろんでいる
あんなに泣きながらセックスをしたのは初めてだった気がする
“僕以外の誰とも結婚しないで”
僕は、自分の言った我が儘に……メデル君が困ってしまわないだろうかと
吐き出した言葉を後悔していた
「なぁ…イトシ――――…」
僕は、メデル君の問いかけに…体をビクつかせてしまう
「俺たち…結婚…するか」
「………………え?」
僕は、メデル君の言葉を理解できず…
ゆっくり――――体を起こした…
