
君の愛しい玩具
第18章 【番外編②】僕の愛しいご主人様②
「――――…いや、俺はマジで言ってるんだ!俺は…したい、イトシと結婚!」
僕は、泣きながら何度も頷いたり…首を横に振ったりと…
メデル君の言葉に受けとりたい気持ちと…受け取れない気持ちの葛藤に…
息が出来なくて――――…また、泣いた
「メデル君…僕はいいんだ…
僕の事は本当に…
メデル君には沢山の柵が有ることは…この10年でよくわかっているから……お願い…僕のために…怖いこと考えないで?」
僕は、涙の間からやっと出る声をメデル君に伝える
