
君の愛しい玩具
第19章 【番外編③】僕の愛しいご主人様③
――――――――――――…
目を覚ますと…ぐちゃぐちゃなベッドの中で抱き合い僕たちは、寝ていた
メデル君が僕の腰に抱きつき寝ていたのは、笑ってしまった
「――――…あっ…あ!?着物!?」
僕は、昨日…着たままセックスをしてしまった着物の存在を思い出す…
と、着物は案の定ぐちゃぐちゃでシワシワ…
「///こ…これは…クリーニング…だよね」
クタクタになった着物を横目に…僕はため息をつく
しかし――――…何かある度に、メデル君は愛加と同じ服を僕に着せようとしたりして――――…
「――――…まさか…ね?」
ふと、そろそろ考えている幼稚園の入園式を想像する…
「よ…幼稚園の制服は――――さすがに…考えないよね?」
【完】
その時――――…イトシの腰にしがみついて寝ていたメデルの口角が上がったのは……
イトシからは見えていなかった――――…
