
虹
第11章 I4U
秀太side
少し気持ちを落ち着かせて,千晃の元へ戻る
ゆっくりと布団の中に入ると,わずかに千晃の匂いがする
千「秀ちゃ…」
秀「なんでしょうか」
千「あの…」
秀「なに?(笑)」
千「ぎゅーって…して…(笑)」
秀「…幼稚園児か(笑)」
ああ,死ぬほど可愛い
突っ込むのもワンテンポ遅れてしまった
千「だめ…かな?」
抱きしめるのはこれがはじめてじゃない
今まで何度もそうしてきたし,おでこにキスだってした
気づけば完全に開き直り,千晃を抱きしめていた
千「あったかい…秀ちゃんの腕…すっごく好き(笑)」
ぴったりとくっついたような状態だから,どうしようと千晃の声はすぐ近くで聞こえるわけで
身長差から,たまに千晃の息が首あたりにかかる
いつの間にか千晃は寝ていた
明日の朝ごはん何にしようかな…なんて考えながら目を閉じようとしたとき
千晃がお腹を押さえはじめた
秀「千晃?大丈夫か?」
千「ん…痛い…」
苦しそうな表情をする千晃を強く抱きしめ,頭を撫でる
今の俺にできることはそれくらいだった
秀「落ち着いてきた?」
千「ん…ごめんね…起こしちゃって」
秀「俺が勝手に起きただけ」
千晃は少し笑うと,またゆっくりと眠り始める
それにつられるように,ゆっくりと瞼を閉じた
少し気持ちを落ち着かせて,千晃の元へ戻る
ゆっくりと布団の中に入ると,わずかに千晃の匂いがする
千「秀ちゃ…」
秀「なんでしょうか」
千「あの…」
秀「なに?(笑)」
千「ぎゅーって…して…(笑)」
秀「…幼稚園児か(笑)」
ああ,死ぬほど可愛い
突っ込むのもワンテンポ遅れてしまった
千「だめ…かな?」
抱きしめるのはこれがはじめてじゃない
今まで何度もそうしてきたし,おでこにキスだってした
気づけば完全に開き直り,千晃を抱きしめていた
千「あったかい…秀ちゃんの腕…すっごく好き(笑)」
ぴったりとくっついたような状態だから,どうしようと千晃の声はすぐ近くで聞こえるわけで
身長差から,たまに千晃の息が首あたりにかかる
いつの間にか千晃は寝ていた
明日の朝ごはん何にしようかな…なんて考えながら目を閉じようとしたとき
千晃がお腹を押さえはじめた
秀「千晃?大丈夫か?」
千「ん…痛い…」
苦しそうな表情をする千晃を強く抱きしめ,頭を撫でる
今の俺にできることはそれくらいだった
秀「落ち着いてきた?」
千「ん…ごめんね…起こしちゃって」
秀「俺が勝手に起きただけ」
千晃は少し笑うと,またゆっくりと眠り始める
それにつられるように,ゆっくりと瞼を閉じた
