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オナニーのススメ

第7章 デビューのススメ

「糸」

高1の話。

ゲジがAVを買ったんだ。

そのパッケージには、

「祥子のオマンコ糸引いちゃった」

そう書かれてる直径3㎝ぐらいの小さな丸いシールが貼ってあった。


ゲジ「狂蝶、これあげる」

そのシールを剥がしてくれたんだが。

こんなんで俺が喜ぶとでも思ってんのか?ww

まぁ、良しwww


シールを受け取ったのは良いけれど。

俺らの学年には祥子ちゃんって居ないけど。

庄野さんってのは居たよな。

近いよね?ww


俺は朝一で気付かれないように庄野さんの背中にシールを貼って。

満足感と共に眠りに付いた。


昼休み頃に目が覚めて。

バスケでもしに行こうっと。

バッシュを穿きながら気付いたんだけど。

教室の一角に女子が集まってる。

中心には庄野さんで、どうやら泣いてるみたい。

何かあったんかなぁ?

可哀想にってのは思ったけど、庄野さんと会話した記憶も無い。

まぁ、俺には関係ないやって体育館に向かった。


バスケをしながらだんだん頭が起きてきて。

ふと気付いた。

まさかシールか?ww

いや、まさかねww

高校生にもなってあんぐらいで泣くわけ無いよねww


良い汗を流して教室に戻ったら、

真由「狂蝶君、ちょっと良い?」

庄野さんの親友の真由ちゃんってクラスメイトにそう言われた。

俺とも結構話す子。

余談だが、高校になったぐらいから、女子も異性への興味が強くなったからか、時間と共におっぱい事件が風化したからか。

理由は分かんないけど、会話してくれる女子もちゃんと居た。


真由「狂蝶君は朝からずっと寝てたから知らないだろうけど、庄野の背中にコレを貼った奴が居るの」

糸引いちゃったシールだwww

どうやら朝からずっと寝てた俺は犯人から除外されてるらしいけど。

こう言うのって、大体俺を犯人から外しちゃダメだろww

とか思いながら聞いてたwww


真由「狂蝶君は顔も広いし、犯人探しを一緒にしてくれない?」

俺「OK、俺も独自に心当たりを探ってみるよ。」

真由「ありがとう!」


そして、真相は闇の中に消えたwww

ちょっと心は傷んだけどね!

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