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「世界と戦う男」

前フリが長くなるお話。

２１歳になるよりは前だったかな？

こんな時期の話。


俺は自衛隊を辞めて、実家に戻って来たは良いけど。

次に何をするかの予定も、やりたい事も何もなくて。

でも、外出禁止の常連だったのもあって、手付かずの給料やらもあったから貯金はそれなりにあった。

これが幾らになるまでは全力で遊ぼうってのを決めて、アクティブに動き回ってた。

そんなどうしようも無い時期かな？ww


ある日の事、ボスに電話。

俺「ボス、本日もお勤めご苦労様です。」

ボス「狂蝶君、そのボスって言うのはいい加減やめにしない？w」

俺「滅相もない・・・、本日はコンパのお誘いでございます」

ボス「ほほう！？」

俺「相手は女子大生、可愛い子を厳選して写真指名もしております。」

ボス「狂蝶はあれだな、森とか言う者よりやり手ではないか」

俺「は！有難き幸せ」

ボス「うむ、大義であった！」


ボスとの電話はいつもこんな寸劇から始まるww

俺「ってか、日時はね〜〜〜で予定組もうとしてるんだけど大丈夫？」

ボス「その日ならOK！」

俺「了解！じゃあ当日に軽い打ち合わせやるから30分前に(会場付近)に来いよ！」

ボス「打ち合わせ？」

俺「ブロックサインとか色々必要なんだよww」

ボス「なるほど！」


ブロックサインとかって言うと、イメージ良くないけどさ。

女の子同士もトイレとかで、

「○○君が良いかな？」

とかな打ち合わせをやって、周りも協力したりやるだろ？

それを男性メンバーでサインを出し合うって感じね！

コンパの時間ってそんなに長くないから。

お互いに狙いが被ったりしない限りは協力し合おうって言う、紳士協定ww

狙いが被ってたらその２人で席をトイレって事で外れて、当人同士での話し合いってなるけどねwww