無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『アンパンマン』

同じく中1かな？

クラスメイトの沖崎って奴が、

沖崎「シンナーの匂いって何か好きなんだ！」

美術室からちょっとパクって来たらしくて、ビニール袋にシンナーを入れてて。

その匂いを堪能してたが。

それ、絶対いかん奴じゃんwww


それから沖崎のあだ名はしばらくアンパンマンになったけど。

無知って怖いなぁと思ったww


「舞」

中2かな？

学校は小さな山を切り開いて、頂上辺りに作られたような感じでさ。

正門からずっと下り坂になってる。


その下り坂を、沖崎を先頭に、俺、ゲジと続いてチャリで下ってたんだ。

当時は曲乗りが流行ってて、ブームは俺の考案したパーマン乗りって奴。

ネーミングで大体分かるかな？ww


で。

突如飛び出して来た車に沖崎が撥ねられたww

その勢いで、ボンネットの上から、車体の天井の上をゴロゴロッと超速で転がって。

反対側に落ちて視界から消えたwww


その回転があまりに早くて、そして華麗で。

まるで舞でも舞ったかの様な感じだったけど。

笑える状況ではないwww


運転手も降りて来て、

「大丈夫ですか？！」

とか、やってるし。


でも、当の本人はケロッとしてて、

沖崎「全然大丈夫です！」

とか、答えてた。


沖崎のチャリは大破してて、凄惨な事故を物語ってるが。

どうやら、たまたま(？)両手両足を上に上げてた事が幸いして、かすり傷だけで済んだ。


まぁ、パーマン乗りはすぐ止まらないし危ないから真似したらダメだからな！！