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「カネゴン」

カネゴンって言うあだ名の同級生が居たんだ。

本名は木村。

間違えた、木村は仮名だよ！

多分www

そいつとの心温まる交流の話でも書いてみよう。


高2の話。

新天町にあるマックでゲジが３人組のチーマー風の奴らと揉めたんだ。

理由はこっち見てただのそんな下らない理由。

第一、そんな立派なマユゲをしてればみんな見るだろ？w


ゲジは短気だし手が早い。

後先も状況も考えずに襲いかかっちゃうんだ。

で、1人に殴りかかって、そいつに馬乗りになってガンガン殴ってる。

こんなんが良くあったから、ちょっとウンザリww


そして、

パパパパパパパパッ

乾いた炸裂音がしたと思ったら、1人が崩れ落ちる。

マルの野郎がサンダーの魔法を使いやがったwww

マジでこいつらwww


辺りを見回すと、向こうの仲間らしきのが1人足りない？

仲間を呼びに走ったに違いない。

こっちはゲジとマルの３人だし。

当時はチーマーの全盛期で、街を拠点にたむろってたんだ。

で、何かあると増えるワカメばりに増殖して襲いかかって来るww

そして、マルの鈍足だと逃げ切れないと判断。


俺「ゲジ！そこまでだ、逃げるぞ！」

ゲジ「木村、潮時が早すぎねぇ？」

木村とは俺の事なんだけど、冒頭でも書いた通り、カネゴンの名前。

外で本名を使うと色々と支障が出る場合があるからペンネームみたいなもんだww


俺「すぐ増えるし、三橋の足だと逃げ切れん。良いから撤収！」

三橋とは勿論、マルの事だww


そして店を出ると、

「居たぞ！あいつらだっ！！」

もう戻って来やがった！

予想より早いからまずいな。