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オナニーのススメ

第10章 友達んこ2

とりあえずは別方向にマルを逃がす。

俺「マル、地点Bに先に行ってろ」

マル「了解」

※こんな時の為に合流地点は予め幾つか決めてある

そして、ゲジと2人で目立つ様に逃走開始。


殆ど全部がこっちに食い付いたのは良いんだけど、

「逃げんな、おいっ!」

「待てや、コラッ!!」

10人以上に追われてるしww

こいつら増えすぎだしwww

止まるわけねーだろww


そして、自慢では無いが俺の逃げ足の速さは一流と仲間内でも評価されてた。

最後尾でしんがりを務めてたはずが、気付いたら全員をごぼう抜きにして先頭を走ってたなんて良くあったしww

真面目な話、50m走だと5.8秒が自己ベストだけど、手動のストップウォッチだから参考記録な!


でも、ゲジは並みぐらい。

このままじゃいずれ捕まるかなぁ?

仕方がない。

アレを使うか。


俺はポケットから生徒手帳を取り出して、ワザと落とす。

俺「あっ!」

拾おうとするも、諦めて逃走、みたいな演技をしたんだ。


追って来る足音が止まったから振り返ると、奴らの先頭が生徒手帳に食い付いてる。

そして、

「今追わなくても良い、住所分かった」

とか言ってるwww


バカがっwww

その生徒手帳のは木村のだよ〜www

※偽造

そして、悠々と逃げ切ってやったぜ!


因みに、その生徒手帳は。

職員の備品庫から材料を調達して、木村本人の物をコピーした逸品。

いざって時に、こんな風にトカゲの尻尾切りみたいな使い方をするんだけど。

手間暇かかってるから、本当にいざって時だけww

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