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箱………仇

第2章 雨の夜――…



制服に…


大きめな弁当の入った買い物袋をぶら下げて――…


私は、ボロアパートに向かう――…



雨が降っていて――…いつもより道が暗く感じる…



片手には、傘を――…


もう片手には…買い物袋…




こんな所を…襲われたら――…抵抗なんて出来ないな――…なんて、物騒な事を考えながら…歩く…



何年も通い続けている…この道…


今まで――…



危ない目に会ったことは1度も無い――…




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