テキストサイズ

箱………仇

第2章 雨の夜――…



カサッ――…


この先…道幅が狭くなる所で…



木の枝が…風で揺れる音に敏感に反応してしまう…



自意識過剰だとは思うが――…



怖い――…と、感じると…



些細な音に敏感になってしまのだから――…



しょうがない――…




後数メートルの帰宅路が早足になるが……




それは、それで…正解な気がする…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ