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箱………仇

第6章 愛と言う箱――――…



バタン――――――――――――…



ガチャガチャ!




「――――!」





父が部屋を出てすぐ――――…





私が…追いかけて来れないように――――…父は…



玄関のドアに…外から鍵を閉めた――――…



うち鍵を、回しても――――…開かない…


特別な鍵だと――――…



後から気がつくが…




私は、父が人を殺しに行った事が――――…




まだ、頭の中で整理出来ないまま――――…



やだ――――…やだ…




と、泣くしか出来なかった……






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