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ある晴れた冬の日に

第7章 ごめんね


「ところで、三上先生が保健室に来たでしょ?」


未来がにこにこして言ってくる。

「う、うん」


「担任でもないのに蓮池はどこですか!って、血相変えて授業中飛び込んできたんだよ?
やっぱ三上先生って、萌音のこと好きなんじゃないかなぁ。いっそ付き合ったらどう?うふふ」

「そんな事できるわけないでしょ」


だって先生の心の中には、今でも舞尋さんしかいないんだから…。

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