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第1章 二人の記念日

ピンポーン♪


…をぶち壊すピザ屋さん。


「ふふっ(笑)」

思わず同時に吹き出した。


翔「ムードぶち壊し(笑)」

潤「だね(笑)」

翔「でもちょっと待って。」



チュ♪



潤「///!」




…油断してたら口にキスが落ちてきた。


翔「じゃあ、受け取ってくるわ。」























「ありがと」を背中越しに言ってみた。

心の中で言った「好きだよ」もついでに届けばいいのに。




首につけたシルバーリング、いつか指につく日が来ます様に。

きっとそこではピンポンなんて邪魔は入らない。

キンコンなんて未来へ続く鐘が入ればいいな。

そんなことを想いながら、ピザを持った君の元へ急ぐ。


未来じゃなくて、素晴らしい今は、きっと一生の想い出。

これからたくさん、たくさん、2人の記念日をつくっていけますように。


















おしまい。

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