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真冬に咲く花

第2章 僕は…

智side


校門を出ると見慣れた車が路肩に止まってた。


和「お帰りなさい。智さん。」


俺のお世話係の二宮が車から降りてきた。


智「ただいま…」


和「いかがでしたか?」


智「早退してきた時点でわかってるだろ? ここもうるさい…」


何処もかしこもうるさい。


わかってるよ…


これが俺の運命…


流れに身を任せて流されるしか…


それしかないんだ…

俺には…

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