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真冬に咲く花

第3章 壁

翔said


先生から『大野を頼む』って言われたけど、正直自信がない。


あの 人を寄せ付けないオーラ。


『さわるな』って言い放った冷たい目が忘れられない。


早退した次の日


彼が登校してきたのは午後からだった。

翔「身体大丈夫?」
席についた彼に声をかけた。


智「昨日はごめんなさい。身体は大丈夫」


会話が続かない。


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