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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「日向、大丈夫か?」

「ほら、箸」

堀川君が、箸を拾って僕に渡してくれた。

「堀川君、ありがとう」

頭痛は、ほんの少しだけだけどマシになってるけど…。

今みたいに、時々こうして頭痛が起きる。

「で、話の続きだけど
やっぱり、日向の保健室の原因は梶だったんだな?」

「うん…。」

工藤君の問いに頷く。

昼休み、校内の裏庭で工藤君と堀川君と3人で、昼飯を食べている。

昼飯を食べながら、2人に今回の件の真相と教室での皆のやりとりを、教室の外で聞いてた事を話した。

「2人の言うとおり
今回の事は、僕の意思で行動して怪我したんだから、研磨君の事を悪く思わないでほしいな…。」

研磨君の事を悪く思われる度に、何故だか胸が苦しくてたまらない…。

「わかってるよ」

「それに、俺と勝平はそこまで梶の事を嫌ってないし」

「そうなの?」

2人は頷く。

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