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腐男子恋愛日常-parallel world-

第2章 ~リスタート~

-研磨(けんま)視点-

「相変わらず、愛想悪いよなアイツ」

「ヤンキーが同じクラスとか、まじチョベリバ」

「おい、それ古いぞ」

クラスのあちこちから、俺の陰口が聞こえる。

俺の名前は、梶研磨(かじけんま)。

クラスメート達から距離を置かれ、クラスで浮いてるヤンキーだ。

「俺、ヤンキーとかホンマに苦手だわ…。」

「俺も…。」

同じクラスの綺羅と鈴木が、俺の事が苦手なのを口にする。

「怖いしね…。」

同じクラスの日向も、俺みたいなヤンキーは苦手みたいだ。

現実のヤンキーは、怖いイメージがあるのが普通だ。

しかし、二次元だとヤンキーキャラで凄く萌えるのが、たまにあるんだよな。

◇アメニイト天王寺店の前◇

-研磨視点-

放課後、学校から出た俺は2つ隣の駅にある、アメニイト天王寺店の前に立っている。

「さてと、入るか」

僕は、アメニイトの中に入った。

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