『ヒボクリトの贖罪』 大阪在住40男とメイド達の非日常性活
第14章 二人目のM
クリスマスを数日後に控えた土曜日
仕事を早々に切り上げた私は
梅田にあるキディーランドに来ていました。
目的は彼女の好きなクマのキャラクターグッズを買うため。
彼女はジャッキーというクマのキャラクターがとても好きでした。
30半ばの男性が一人で悩みながらウロウロしている姿はとても滑稽だったと思います。
もしくは、子供にクリスマスプレゼントをねだられた父親のように映っていたのかもしれません。
店員さんが何人も声をかけてくれ、その都度申し訳なさそうに断る姿は
知り合いには決して見せたくないものでした。
結局何を買ったのか覚えていませんが
私は大切そうにそれを抱えてホテルに向かいます。
途中、ケンタッキーにより
これまたジャッキーのお皿がもらえるセットを買い
ホテル下のコンビニでは少しのお酒とスパークリングワインを買いました。
私は完全に浮かれていました。
年甲斐もなくクリスマスを楽しんでいました。
しばらく忘れていた感覚を楽しんでいました。
ホテルに着くと
狭いツインルームの窓辺のカーテンで買ってきたものを隠します。
今思い返すと赤面するしか無いのですが
当時の私は色々な面で盲目になっていました。
数回メールを交わし
一度しか会ったことのない女性に。
そして、
それは彼女も同じでした。
仕事を早々に切り上げた私は
梅田にあるキディーランドに来ていました。
目的は彼女の好きなクマのキャラクターグッズを買うため。
彼女はジャッキーというクマのキャラクターがとても好きでした。
30半ばの男性が一人で悩みながらウロウロしている姿はとても滑稽だったと思います。
もしくは、子供にクリスマスプレゼントをねだられた父親のように映っていたのかもしれません。
店員さんが何人も声をかけてくれ、その都度申し訳なさそうに断る姿は
知り合いには決して見せたくないものでした。
結局何を買ったのか覚えていませんが
私は大切そうにそれを抱えてホテルに向かいます。
途中、ケンタッキーにより
これまたジャッキーのお皿がもらえるセットを買い
ホテル下のコンビニでは少しのお酒とスパークリングワインを買いました。
私は完全に浮かれていました。
年甲斐もなくクリスマスを楽しんでいました。
しばらく忘れていた感覚を楽しんでいました。
ホテルに着くと
狭いツインルームの窓辺のカーテンで買ってきたものを隠します。
今思い返すと赤面するしか無いのですが
当時の私は色々な面で盲目になっていました。
数回メールを交わし
一度しか会ったことのない女性に。
そして、
それは彼女も同じでした。