テキストサイズ

『ヒボクリトの贖罪』 大阪在住40男とメイド達の非日常性活

第15章 2度目のさよなら。

彼女との2度目のさよならは
私を前向きにしてくれるものでした。

母の病状や仕事が思うように進まないことが多い中、

彼女と6年ぶりに繋がれたこと
そして、その繋がりは
細く切れそうになりながら
今も繋がっていると感じられることが
日々の原動力になりました。


夏が終わり
秋が過ぎ
また、クリスマスのイルミネーションが綺麗な季節になりました。


私は、毎日毎日
変化のないSNSのページを眺めていました
そして、彼女のページを訪問しては
また、足跡を消してを繰り返していました。


クリスマスを目前に控えた週末
彼女からメールが届きました。


そして、それは
再会と
永遠の別れを意味していました。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ