Best name ~ 追憶 ~
第3章 私の大切な人
彼との・・・
リョウキとのお付き合いが始まった。
いちばんはじめのデート。
・・・デート・・・・・
デート?
って・・・
どうやるんだろう・・・。
一緒に出掛けるのは
初めてじゃない…。
何か急に変わるワケでは……。
そんな私が手にしたのは
いつか彼がくれたワンピース。
一度も袖を通していないそれに
袖を通した。
大好きな、オシャレな服・・・
一番に着るのは
大好きな人と過ごす
大切な時間がいいな・・・。
久々に着た女の子らしい服・・・
なんだかはずかしいな・・・。
似合わなかったらどうしよう・・・
ヘンじゃ・・・ないカナ・・・?
・・・サイズは・・・ピッタリだった。
『スゲー似合ってる・・・ソレ』
そう言ってくれた彼の顔が
ちょっと赤かったのを覚えている。
『そういう方がイイ・・・ずっと』
…笑うわけでもなく
少し目をそらしながら
さりげに彼が言う。
はずかしくて
あまり答えられなかったけど
すごく嬉しかった。
リョウキはよく笑う人だけど…
笑いもせず真顔で、そんなことを言う
これって・・・
この人が、テレてる・・・のかな?
新たに知る
彼のひとつひとつが
たまらなく嬉しかった。
リョウキとのお付き合いが始まった。
いちばんはじめのデート。
・・・デート・・・・・
デート?
って・・・
どうやるんだろう・・・。
一緒に出掛けるのは
初めてじゃない…。
何か急に変わるワケでは……。
そんな私が手にしたのは
いつか彼がくれたワンピース。
一度も袖を通していないそれに
袖を通した。
大好きな、オシャレな服・・・
一番に着るのは
大好きな人と過ごす
大切な時間がいいな・・・。
久々に着た女の子らしい服・・・
なんだかはずかしいな・・・。
似合わなかったらどうしよう・・・
ヘンじゃ・・・ないカナ・・・?
・・・サイズは・・・ピッタリだった。
『スゲー似合ってる・・・ソレ』
そう言ってくれた彼の顔が
ちょっと赤かったのを覚えている。
『そういう方がイイ・・・ずっと』
…笑うわけでもなく
少し目をそらしながら
さりげに彼が言う。
はずかしくて
あまり答えられなかったけど
すごく嬉しかった。
リョウキはよく笑う人だけど…
笑いもせず真顔で、そんなことを言う
これって・・・
この人が、テレてる・・・のかな?
新たに知る
彼のひとつひとつが
たまらなく嬉しかった。