Best name ~ 追憶 ~
第3章 私の大切な人
『アイル・・・キスしていい?』
『ぇ・・・・?』
告白の時以来
彼は必ず私にこう聞いてきた。
『ぅ・・・ぅん』
『……』
彼から、あたたかいキスが降ってくる。
幸せだった。
ところで・・・
一々・・・聞くものなのかなぁ・・・。
私に気を遣っている…
それだけはわかるけれど…。
〃『アイルの嫌なことはしない』〃
〃『アイルの嫌がることはしたくない』〃
有言実行。
馬鹿がつくほどマジメに…
彼は、その言葉通り
私に多くを…何一つと言って良いくらい
求めなかった。
『キスしていい?』
『・・・』
『ふふっ…』
『ちが・・・う・・・そうじゃ』
『ムリしなくてイイんだ』
『そうじゃなくて・・・。
聞か・・・なくても・・・いいんじゃ』
彼は・・・大人の男の人だ。
私みたいな
中学生のレンアイ止まりみたいな子に
合わせるって・・・
つまらないんじゃ・・・
しんどいんじゃないのかな・・・。
そんな私に彼は
ごく自然に、アッサリとこう言った。
『いいか、ワルイか……許せるか
決めるのは女の子が…
アイルが決めることだ。
それを確かめるのは
男としてトーゼンだ♪』
はにかみながら
少し冗談まじりに言う彼…。
でもわかる・・・
彼の本音だ、と。
〃そういうものなんだ・・・〃
嬉しかった・・・。
こんな男の人が・・・
世の中にいたんだ・・・。
大きな体や
一見クールな印象からは想像できない…
彼は・・・本当に
やさしい人だった。
私に、本当にやさしくしてくれた。
『ふふっ…キスしていい?アイル?』
『・・・うん・・』
『~♪』
『ぇ・・・・?』
告白の時以来
彼は必ず私にこう聞いてきた。
『ぅ・・・ぅん』
『……』
彼から、あたたかいキスが降ってくる。
幸せだった。
ところで・・・
一々・・・聞くものなのかなぁ・・・。
私に気を遣っている…
それだけはわかるけれど…。
〃『アイルの嫌なことはしない』〃
〃『アイルの嫌がることはしたくない』〃
有言実行。
馬鹿がつくほどマジメに…
彼は、その言葉通り
私に多くを…何一つと言って良いくらい
求めなかった。
『キスしていい?』
『・・・』
『ふふっ…』
『ちが・・・う・・・そうじゃ』
『ムリしなくてイイんだ』
『そうじゃなくて・・・。
聞か・・・なくても・・・いいんじゃ』
彼は・・・大人の男の人だ。
私みたいな
中学生のレンアイ止まりみたいな子に
合わせるって・・・
つまらないんじゃ・・・
しんどいんじゃないのかな・・・。
そんな私に彼は
ごく自然に、アッサリとこう言った。
『いいか、ワルイか……許せるか
決めるのは女の子が…
アイルが決めることだ。
それを確かめるのは
男としてトーゼンだ♪』
はにかみながら
少し冗談まじりに言う彼…。
でもわかる・・・
彼の本音だ、と。
〃そういうものなんだ・・・〃
嬉しかった・・・。
こんな男の人が・・・
世の中にいたんだ・・・。
大きな体や
一見クールな印象からは想像できない…
彼は・・・本当に
やさしい人だった。
私に、本当にやさしくしてくれた。
『ふふっ…キスしていい?アイル?』
『・・・うん・・』
『~♪』