無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

男性は…鈍感で
女の子がオシャレ頑張ったって
大して気づきもしない

そう言ってたマナさん


だから・・・ちょっと背伸びしたり
一々落ち込んでたり

一人…勝手に、ヤキモチにも似た感情で
迷走している私のために


〃これならわかるだろっ？！〃


とでも言うように
とびきりぶっ飛んだメイクやファッションで


仕返し？嫌み？…ちょっとちがうかな

鈍感なリョウキに
マナさんがチクリとクギをさした


そんな風にしか思っていなかった私・・・





今、リョウキと話していて

ふつふつと思い始めたの




マナさんのそれは
リョウキにでなくて
(少しはあったかもしれないけれど)


・・・私にむけて


迷走している私に



〃それなら究極までやってごらん〃



ってメッセージだったのかもしれない、と




慣れない〃背伸び〃をして

自分を見失うくらいなら



ありのままの自分を

自分を受け入れて




自分にも彼にも
好みに合わないような格好して
ピリピリするよりも



もっと自然に

楽しんで



自分の良さを引き出す方法も

あるんだって



なにより


その自分を受け入れてくれる人が
隣にいるんだよ、って



そう教えてくれていた気がするの







そして・・・それを



何よりも



誰よりも、教えてくれたのは



やっぱり…この人だった