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Best name ~ 追憶 ~

第5章 あの人に…お似合いの女の子

『リョウキ・・・ごめんね』



彼の腕の中で…私はようやく

素直に謝った




『なんで謝る?(笑)』




『最近・・・色々』






『ふふ・・・謝る必要ないだろ?

アイルは一生懸命に
〃自分磨き〃しただけだろ

あ・・・オレのために?(笑)』






『ぅ・・・』






『どれも可愛いかったぜ♪
一生懸命で・・・

エロイ下着も着けてくれたしな?(笑)

でもってギャルデビューに?それから~…』





『もも…もぅ、やめてよ…恥ずかしい』





『クス・・・ハイヒールは…
コケてケガしない程度にな♪

アイルの運動神経は
〃メッタメタ〃に千切れてるから?(笑)』






『し、失礼だな、もぅ…

一応神経は…繋がってます…!

・・・多分』







『…〃多分〃かよ(笑)

おやすみ・・・♪』






『うん・・・おやすみ』






私は・・・その広い胸に

久々に素直な気持ちで

のめり込むようにしがみついた




焦る気持ちも

ピリピリした気持ちも

そんな自分を悲観する気持ちもなくなって




ぐっすり・・・彼の腕の中で眠る









〃釣り合い〃・・・って


〃お似合い〃って・・・なんだろうね?






でも・・・いいや




今は・・・いいんだ











『~~…~~…zzz』


『クス・・・少しは自覚しろよな?この女』










夢かな?気のせいかな?

彼の声が…聞こえた気がした















『自分が…オレを再起不能なまでに

無茶苦茶に夢中にさせた

〃唯一の女〃だってコトを・・・(笑)』

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