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Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『あ・・・アイル、オレさ

次の休みに

実家行ってこようと思うんだけど…』






『ん?…うん、いってらっしゃい?』










そんな〃時期(とき)〃も・・・


やって来たりしてさ













『ぁ・・・だからさ、その・・・さ』





『?~』












『お前も、一緒に来ないか?・・・アイル』









『・・・え…っ』









アイルは明らかに硬直した






『・・・~』



あ・・・なんか

気マズイのか、コレ?









『あ…の・・・リョウキ』




『・・・』







『・・・うん』





アイルはモジモジして

顔を赤くした








『あの・・・でも・・・いいのかな?』






アイルが妙に心配げな顔をする






『???』



『私・・・』







『…イイもワルイもねぇだろ?』




何を言ってんだアイルのやつ?






『う・・・うん』








『あ・・・べつに、その
固くなるコトねぇっつうかさ

ついでだから・・・その
どうせなら、と思ってさ・・・』






『・・・うん』








……言い出す方も

わりと緊張するモンだぜ・・・










アイルの両親とも
顔合わせも済んでたしな…と思って

オレはある日
アイルに提案したんだ




オレの家族に・・・

〃アイルを紹介しよう〃・・・と


















『もしもし、~あ……母さん?

来週の日曜って、みんな
父さんも家に居る?

あぁ……あぁ・・・あ、ちと
〃客人〃を…連れてくから・・・』

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