テキストサイズ

Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

当日・・・



アイルは随分と早く起きて

ぽつ~~ん、と

リビングで座ってた







『(笑)おはよ?』



『・・・おはよう』







『早起きなんて、めずらしいな?(笑)』



『・・・』




〃浮かない顔〃して?・・・

ってのとはちがうか



キンチョーとかしてんのか?



まぁ・・・立場が逆なら

ってか…オレも

アイルの両親に会うのは

何かと緊張したし・・・




そりゃそうか~…とか思うけど



これは、オレの勝手な

オレの立場上のキモチっつぅかな?



〃「べつに、ウチの親だし?」〃



なんて感覚で

いるモンだからさ?










『アイル?・・・そんなさ、緊張っつぅか
固くなんないでくれよ?

べつに、何も今今…何って・・・な?

それとも、嫌なら
また日を改めたって・・・』






『い・・・いやだなんて…

そんなんじゃないよ?!ちっとも・・・!

ただ・・・』






『???』






『・・・〃イイ〃のかな・・・って…』








『??・・・だからさ

ナンだよ…~その、イイとかワルイとか(笑)

ヘンなヤツ♪…』








『・・・。・・・』









『~ぶっちゃけとくが…テキトーな親だから

ホント・・・固くなんないでくれ?』






『…え?……う・・・うん』













オレは、この時


アイルのキモチを・・・ちっとも





ちゃんと


理解できてなかったんだ・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ