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Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『そこの〃院長〃にも

本当に…一目、二目置かれてるしな

・・・〃カツラギ〃さんって言うんだけど…~』






『ん?』

『え…?』






まぁ・・・そうだよな





ってことで



隠すコトでもないし


オレは話の流れに乗って説明する







『アイルは少し前に…正式に

その院長の、カツラギさんの養女になったんだ

んで、名前変わったんだ』






『・・・』


『~あ…だからか!妹チャン

~オレの記憶違いかと思ったよ!』





ケイゴが〃納得した〃と
大きくうなずく





『はい・・・あの、そうなんです

すみません…煩わしくて』







『そう・・・~でも、どうしてわざわざ?

ご両親は…何て・・・』








ま・・・そう来るよな








『アイルの両親は、それぞれ
会社経営をなさってて…本当に忙しいんだ

海外にいることも多かったり…
~それで…〃オレらの今後〃の事とかも考えて

あ~、と…なんだ…後見人?つぅの?
じゃないけど

そんな意味合いで
養子縁組することになったんだ

もちろん、アイルのご両親共に
話し合っての上でな』







こんな説明で・・・理屈としては

通るだろうか?










『~あぁ、なるほど…そゆことね』





『へぇ~~・・・って…

妹チャンてさ・・・なんか

スゲー〃お嬢様〃だったのリョーキ?!』







ぶったまげてる兄貴と母親・・・(笑)




ん~・・・まぁ


否定も肯定も


できねぇかな、そりゃ(苦笑)

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