Best name ~ 追憶 ~
第6章 家族に・・・紹介します
『~~バカ息子共が…よそのお嬢さんに
〃悪さ〃したり
不幸にするようなことのないように…
言うべき事は言わなきゃなんないわ・・・
これでも〃親〃ですからね』
『ちょ・・・ちょっと、ヒロミさん…』
『あら、なぁに?パパ・・・(笑)
~~それより、せっかくだから♪
みんなでお夕飯食べにでも行きましょ?ね?』
『ぁ…~あぁ、そうだね
リョウキ・・・二人とも
今日は時間はあるのか?』
オレの両親から提案…
早々ない機会だと思って
揃って出かけることになった
『何がいいかしらね~…
アイルちゃん何が好きかな?
お寿司は食べれる?』
『はい・・・、大好きです』
アイルが緊張の中にも
なんとも柔らかな表情で笑った
5人揃って、昔から馴染みのある
近所の寿司屋に行くことになった
昔から・・・オレんちでは
〃特別な日〃に行く・・・
とか・・・なんとなく
そんな意味がある
昔からある・・・老舗
『ボソ・・・アイル、わりぃな?
兄貴は知っての通りだし
お袋は口わりぃし・・・』
移動中、さりげにアイルに耳打ちした
『え?・・・どうして?』
『いや・・・その、見たままっつぅか』
『ふふ・・・そうかなぁ?』
さぞ疲れてやしないか、と思ったが
アイルはニコニコしてくれてた
気を遣ってくれてんのか
どうだかな・・・