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Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『リョウキ・・・あ…一応ケイゴも…』





なんか・・・母親が

神妙な面持ちで話し出す







『オレ 〃一応〃 なの?母さん(笑)』









『・・・。ついでだから…あんたらにも

て言うか…あんたら〃男共〃に

言っておくけど・・・』







シーン・・・


なんとなく…静寂がはしる












『〃お嫁に来る〃・・・ってね

たった一人で…〃他人の家系(いえ)〃に
入るっていうのは・・・特別なことだから

女にとっては・・・ホント
大げさでなく…人生を左右することだから

嫁にもらうなら…しっかり
〃覚悟と責任〃を持ちなさい

その女性(ひと)の人生…
かかってるの・・・』








『『・・・』』





オレとケイゴ・・・



シーン・・・って



なるぜな?








『だから・・・アイルちゃん?

あなた、まだまだ若いし
リョウキに合わせて事を急ぐ事もないし

仕事も楽しいのなら、しっかりとやって
それからでも全然遅くないよ?

自分の人生…自分の幸せをちゃんと考えて
あなたが〃選び〃なさいね…?』








『…は・・・はい』





アイルが少し……かなり

ポカーン、としてから返事をした







『ちょっとちょっと……お母さん…』




たまらず…と言った風に

父さんがツッコんでいた





『~泣かされるのも我慢するのも女…

女ばっか我慢して…女ばっか犠牲をはらって

そんな時代は…終わった

ってハナシをしただけよ♪』










『母さんてさ・・・キッツィよね~…』



『イキナリ…
ヘビーなハナシすんなよなマジで…』




オレとケイゴは…

情けない感じに軽く反論した

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