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Best name ~ 追憶 ~

第7章 ホントのキモチ・・・

「△子さんは~…ほんとにもぉ!
何度いえばわかるのぉ!?

大体ねぇあなた?!
○○家の嫁としての自覚が…!」




そんな私たちの席の側で
また違った雰囲気の家族も見えたりして…




良『・・・』

慶『ぁーあ・・・(苦笑)』

父『・・・ゴホン』

母『・・・・・~フゥ』



リョウキの家族はみんな
特に、お母さんは

苦い顔をして
その席を横目で見ていたように思います



それは・・・もちろん、私も?







『ねぇ、おばさま・・・?

もしかして、あれが・・・噂の

〃嫁いびり〃ですか??』








良『へ・・・?』

慶『・・・ぷっ・・・!!!』

父『ゥホっ・・・ゴホンっ・・・』




母『・・・は;💧……??(笑)』








『・・・?』


なぜか・・・リョウキの家族はみんな

一瞬…黙ってしまったんですが









『私・・・初めて
~本物を見ました

はぁ…あれが噂の
へぇ・・・なるほど

すごい・・・中々の
圧巻です・・・はい』








『ア・・・アイル?(笑)』




『…~なぁにリョウキ?

だってね、この間マナさんとテレビで…』







良『や・・・とりあえずいーから…な?(笑)』


慶『ぷっ…ふふふっ、俺…もぉ~ダメ限界(笑)
(よりによって未来の姑に聞くか普通?)』


父『ゥホン!…ゴホン…!…~っククク・・・っゴホン』





母『・・・リョウキ~?アイルちゃんてさ…』








『・・・言うな…わかってるから(笑)』





『アイルちゃん…少し・・・だいぶ

〃入ってる〃わね・・・リョウキ(笑)』





『せ…生物学に・・・ぷっ…ふふっ
た…長けてるだけだ…

アイルは…あらゆる生き物に
常に関心を…ぷっ』





『ぷっ…ふふふっ』






『『『~アハハハハハっ!!!』』』



リョウキ…そして
お母さんの吹き出しを皮切りに

ケイゴさんも
あまり表情を崩さない、おじさま…

リョウキのお父さんまでもが肩を震わせて
笑いだしていました



『???』

そんな陰湿なものとは縁がないであろ
この家族には

よその嫁いびりは物珍しく
そんなに面白かったのでしょうか?

よく…わかりませんが

皆が笑っていたので
私は…良しとしました

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