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Best name ~ 追憶 ~

第8章 過去・・・未来・・・そして今

『んっ……~~んんんっ・・・!!』




『・・・』







ドンっ…!






私は自由になる片手で無我夢中で
千葉くんを突き飛ばした






『っ…ハァっ、ハァっ…なにするのっ!?

~~っひどいよ・・・っ!』




『・・・』










『やめてよ・・・っ…

私・・・私・・・そんなの・・・

~どうして?!・・・こんなことするの…っ』








『・・・どうして?…だと?

お前・・・・・ガキかよ

〃したいから・・・した〃

・・・当たり前だろ』










『ふざけ・・・ないでぇ…っ』













『だから・・・ふざけてないって』












『!?…っん・・・んんっ

ん~~~~っ・・・!!』






『・・・~』






千葉くんの手が
私を押さえ、抱き寄せて
ひたすら唇を塞ぐ







『んっ・・・んんっ・・・っハァ…ハァっ』








『俺は・・・片瀬の過去も

全部知った上で

それでも、やっぱりお前が好きだ

何年も経った・・・今でも』








『ハァっ…ハァっ……ハァ・・・~~』






『お前の事を…ろくに知らないヤツに

お前が傷つけられるのは、もう嫌なんだ』







『・・・』







『〃アイル〃・・・好きだ』








ドサ・・・





肩を掴まれ
押されると

私の体が傾いて
後部座席に倒れた

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